幼児の成長と発達には、遊びが欠かせません。特に室内で安全に楽しく遊べる方法を知っておくと、天候や外出の制限がある時にも役立つでしょう。この記事では、幼児向けの室内遊びのアイデアを紹介します。運動遊びやセンサリープレイなど、項目ごとに紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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室内でできる遊びのアイデア

ここからは、以下の項目ごとに室内でできる遊びのアイデアを紹介します。

 

• 運動遊び
• センサリープレイ
• ふれあい遊び

運動遊び

おすすめの運動遊びは、以下の2つです。

 

• 輪投げ遊び
• 風船遊び

輪投げ遊び

輪投げ遊びは、こどもの運動能力や手先の器用さ、集中力を養うのに役立ちます。まずは輪投げを準備しましょう。市販のものを購入しても良いですし、家にある材料でも簡単に手作りできます。ペットボトルや紙コップであれば、手軽に準備しやすいです。輪は紙を丸めてテープで止めるとすぐに作れます。

 

準備ができたら的を床に並べて、一定の距離から輪を投げましょう。的の数や距離を変えることで難易度を変えられるため、こどもに合わせて調整してください。

風船遊び

風船を使った遊びは、簡単で準備も少なく、多様なバリエーションが楽しめます。まずは安全に遊ぶために、広いスペースを用意しましょう。カラフルな風船を使うと、視覚的にも楽しいです。2人でバレーのように打ち合ったり、上に高く投げてキャッチしたりすると、しっかり体を動かして遊べます。体を動かすことで、運動能力や動体視力などの向上が期待できるでしょう。

センサリープレイ

おすすめのセンサリープレイは、以下の4つです。

 

• 新聞遊び
• 氷遊び
• 小麦粉粘土
• 布遊び

新聞遊び

新聞紙を使った遊びは、創造力と身体を動かす楽しさを味わえます。新聞紙をちぎったり、丸めたり、広げたりして、さまざまな形や物を作って楽しめます。たとえばたくさんの新聞をちぎって集めると、プールのように泳いだり潜ったりできるでしょう。上に投げて落ち葉のように降る様子を見るのも面白いです。また、新聞紙で帽子や剣を作ると、ごっこ遊びも楽しめます。

氷遊び

氷遊びは、冷たい感触や溶けていく様子を楽しめる遊びです。水を凍らせる時に絵の具を混ぜると、氷でお絵かきが楽しめます。水に花やおもちゃを入れて、凍らせても面白いのでおすすめです。

小麦粉粘土

小麦粉粘土は、家庭で簡単に作れる手作りの粘土で、創造力を育むのに最適です。小麦粉・水・塩を混ぜて作るので、低年齢のこどもにも安全です。食紅や香料を加えると、カラフルで香りの良い粘土にすることもできます。手でこねたり、形を作ったりして遊ぶことで、手先の器用さや想像力を育めるでしょう。

布遊び

家にある古い布やスカーフ、ハンカチなどを使って、さまざまな遊び方を楽しめます。たとえば、布を広げてピクニックごっこをしたり、布を被ってお化けごっこをしたりする遊び方があります。小さな布の場合は「いないいないばあ」や「上から下から」などであれば、場所を選ばず遊べるのでおすすめです。

ふれあい遊び

おすすめのふれあい遊びは、以下の3つです。

 

• 大根漬け
• 一本橋こちょこちょ
• ラララぞうきん

大根漬け

大根漬けは、寝転がったこどもを大根に見立てて触れ合いを楽しむ遊びです。歌に合わせて大根を洗ったり塩を振ったりする真似をしましょう。体を擦ったり、足を横に振ったりする中で、こどもとの信頼関係を育めます。歌が終わり、大根漬けができあがったら、食べる真似をしてこちょこちょしても喜んでもらえるでしょう。

一本橋こちょこちょ

一本橋こちょこちょでは、歌を歌いながらこどもの腕や背中を指で軽くなぞります。指の数を増やしたり、歌のテンポを変えたりすることで、さまざまなバリエーションも楽しめます。簡単にどこでもできるので、外出先でも楽しみやすいです。

ラララぞうきん

ラララぞうきんは、こどもを雑巾に見立てて縫ったり洗ったりする動作で触れ合う遊びです。こどもに対し、歌に合わせて突っついたり擦ったりしましょう。似た歌詞が繰り返し続くため、覚えやすいです。寝転がった状態でも遊べるので、0歳児にもおすすめです。

室内でも楽しく遊ぼう！

室内遊びには、さまざまな種類があります。こどもの好みに合わせて日常生活に取り入れ、室内でも楽しい時間をお過ごしください。