屋外遊びは、こどもの発達を促すために重要です。しかし、どのような遊びを取り入れたら良いか悩まれる方もいるでしょう。この記事では、保育園でおすすめの屋外遊びについて解説します。外遊びの効果も合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

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保育園でおすすめの屋外遊び

ここからは、保育園でおすすめの屋外遊びを「集団遊び」と「自然遊び」に分けて紹介します。

集団遊び

集団遊びでおすすめの遊びは、以下の3つです。

 

• しっぽとり
• むっくりくまさん
• だるまさんが転んだ

しっぽとり

しっぽとりは、保育園で人気のある外遊びです。こどもの腰にタオルやリボンをしっぽとして挟みましょう。全員で取り合って、より多くのしっぽを集めた人の勝ちです。広い園庭で思いっきり走り回る楽しさを味わいながら、ルールを守る大切さも学べます。

むっくりくまさん

むっくりくまさんは、こどもが円になって座り、その中に1人「くまさん」役のこどもが座ります。そして「むっくりくまさん」の歌を歌いながら「くまさん」役のこどもの周りをまわります。歌が終わって「くまさん」役のこどもが起き上がったら、一斉に逃げましょう。

だるまさんが転んだ

だるまさんが転んだは、ルールが簡単で楽しみやすい外遊びです。鬼役が後ろを向き「だるまさんが転んだ」と言いながら振り向きます。他のこどもは、鬼役が後ろを向いている間に鬼役へ近づきましょう。鬼役に動いているところを見られると捕まります。鬼役に見られずに近づき、触れることができれば勝ちです。

自然遊び

自然遊びでおすすめの遊びは、以下の3つです。

 

• おままごと
• 色水遊び
• 泥遊び

おままごと

石や葉っぱ、木の枝などを使ってごっこ遊びを楽しみましょう。おままごとを通じて、コミュニケーション能力や想像力を育めます。また自然の素材を使うことで、自然への興味や理解も深まります。おままごとセットや簡単な道具を持ち込むと、さらに楽しい時間を過ごすことができるためおすすめです。

色水遊び

色水遊びは、花や葉っぱを使って自分だけの色水を作る遊びです。色とりどりの花びらや葉っぱをすりつぶし、水と混ぜて色水を作ります。自然物の量や組み合わせによって、異なる色ができるため面白いです。

泥遊び

泥遊びでは、感触を楽しみながら、手先の器用さや創造力を育めます。汚れてもいい服装を準備し、安全に遊べる環境を整えると、思いっきり遊べるでしょう。泥団子を作ったり、地面をぐちゃぐちゃに混ぜてみたり、さまざまな遊びが楽しめます。

外遊びの効果

外遊びの効果は、以下の4つです。

 

• 五感を養える
• 自然への興味を引き立てられる
• 運動機能の発達を促せる
• 協調性を高められる

五感を養える

外遊びは、五感への刺激が溢れています。たとえば色とりどりの花や葉っぱを観察すると、視覚を鍛えられるでしょう。鳥のさえずりや風の音を聞くと、聴覚が研ぎ澄まされます。また草・土・木などに触れることで触覚が刺激され、花の香りや土の匂いを嗅ぐことで嗅覚が育まれます。自然の中でしか得られない多様な感覚を体験することで、こどもの感受性が豊かになるでしょう。

自然への興味を引き立てられる

屋外での遊びは、季節の変化や植物の成長、昆虫や小動物の生態など、自然界のさまざまな現象に触れられます。自然の中で遊ぶことで、自然環境の美しさや複雑さに気付き、興味と関心の芽生えにもつながるでしょう。

運動機能の発達を促せる

広いスペースを活用して自由に走り回ったり、ジャンプしたり、ボールを投げたりすることで、体全体をバランスよく動かせます。楽しく遊びながら、筋力・持久力・柔軟性など、さまざまな運動能力を向上させるのに効果的です。

協調性を高められる

友達と一緒に遊びを楽しむことで、チームワークやコミュニケーションのスキルを自然に学べます。たとえば鬼ごっこやサッカーなどの集団遊びでは、ルールを守りながら協力し合うことが求められます。遊びの中で協調性を育むことで、人間関係を築くために必要なスキルを身につけられるでしょう。

外遊びを取り入れてこどもの成長を促そう！

外遊びを取り入れることで、楽しみながらこどもの成長を促せます。運動遊びや自然遊びなど、こどもの発達や好みを考慮しながら、毎日の生活に取り入れていきましょう。