こどものハンドアイコーディネーションを向上させる方法
『ハンドアイコーディネーション』という言葉を聞いたことはありますか?
あのメジャーリーガー大谷選手が優れていると言われる能力のことで、
視覚からの情報を脳が受け取り、手へ指令を出して動かすこと。
つまり、目と手を連動して動かす能力のことです。
例えば、キャッチボールするとき、目でボールを見て、スピードやボールの位置を正確にとらえてキャッチします。これがハンドアイコーディネーションです。
目次
日々の生活で行われているハンドアイコーディネーションの例
・物をつかむ
・野球でボールを打つ
・靴ひもを結ぶ
・文字を書く
・髪をとかす
・お茶を入れる・・etc
こどもの発達におけるハンドアイコーディネーションの重要性
ハンドアイコーディネーションは日常生活を送る上でとても大切なスキルです。
お茶をいれるといった簡単な作業も、狙いを定めて熱湯を湯呑に注ぐ必要があります。他にもスポーツをしたり、学校で読み書きなどの学習するときにも重要です。字を書くときは、脳は鉛筆の位置を追って、手と指の動きをコントロールする必要があります。
ハンドアイコーディネーションを向上する方法
実は、ハンドアイコーディネーションは遊んでいる間に自然と発達します。
毎日こどもたちが自由に遊べる時間をたくさん与えたり、このスキルを伸ばす屋外ゲームや活動に参加させたりすることで発達させることができます。
このスキルは4 歳までに構築することが重要なので、早期の刺激が重要です。
ここではハンドアイコーディネーションを発達させるアクティビティを7つ紹介したいと思います。
自宅でできるアクティビティ
ボール遊び
テニス ボール、バスケットボール、ビーチ ボールなど、さまざまなサイズのボールを使用して、ボールを弾ませながら投げてキャッチを繰り返します。小さいボールを投げたり、キャッチするには、より高度なスキルが必要になります。
枕投げ
お互いに枕を投げ合い、目と手を大笑いしながら動かします。
紐通し
ビーズや・染めたマカロニを紐に通してネックレスを作ります。この遊びは、目と指を慎重に調整する必要があるので、集中力を高めて動きをコントロールするのに最適です。
パズル
指先の運動、形状認識、問題解決、論理、注意力、そしてハンドアイコーディネーションなどのスキルを発達させることができます。
組み立ておもちゃ
ブロックやレゴなどのおもちゃや、スタッキングしたり、はずしたりできるおもちゃで遊ばせます。おすすめのおもちゃはコチラ。
ハサミで切る・貼る
さまざまな種類の紙を子供たちに渡して、形や短冊に切ってもらいます。
縄跳び
こどもは縄跳びの縄を動かしながらジャンプする必要があります。
この様なアクティビティを毎日行うことで、こどもの運動能力の発達や読み書きなどの学習に大きく役立ちます。是非、チャレンジしてみて下さい!