学習の前にまずこれ!幼児期における指先の発達を促す方法
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学習の前にまずこれ!幼児期における指先の発達を促す方法
近年、早期教育が流行し、早く『ひらがなが書けるように!』や『たし算が早くできるように!』などの思いから塾に通いだす年齢が低くなっています。
そんな実践的なお勉強の前に、実は鍛えておくととっても役立つスキルがあることをご存じでしょうか?
それは、『ファインモータースキル(=指先の運動機能)』です。

ファインモータースキルとは?
『ファインモータースキル』とは、指先を使って作業をするときに使う運動能力のことです。
例えば、絵を描いたり、鉛筆を持って文字を書いたり、スプーン・フォークやお箸、ハサミを扱うときや、ボタンをとめたりする時など日常生活を送る上でとても重要なスキルです。幼児期からトレーニングすることによって、手先が器用になります。
ファインモータースキルはいつから発達が始まるの?
生後1月ころから小学校1年生までの間に発達していきます。つまり、幼児期に指先を使うトレーニングを取り入れることが重要なのです。
どうやってファインモータースキルをトレーニングするの?
ファインモータースキルは、遊びの中で自然と鍛えることができます。
ここでは、おすすめの遊びやおもちゃをご紹介します。
- ①積み上げたり、はずしたり、くっつけるおもちゃや積み木
 - 決まった遊び方がないオープンエンドなおもちゃは創造力や問題解決能力も身につくのでおすすめです。
 - (おすすめのオープンエンドトイはこちら。)
 - ②ねんど遊び
 - こねて、まるめて、形作るねんど遊びは指先のトレーニングになる上に集中力がUPしたり、リラックス効果があります。
 - ③センサリ―プレイ(=感覚あそび)※センサリ―プレイとは?
 
様々な質感に触れて遊ぶ中で、自然と算数や科学的な概念も身に付けることができるのが嬉しいポイントです!
(おすすめのセンサリ―プレイキットはこちら。)
- ④パズル遊び
 - パズル遊びは、集中力や問題解決能力だけでなく指先をうまくコントロールする必要がある遊びです。年齢に応じて難易度を変えてあげて下さい。
 - ⑤紐通し
 - カラフルに染めたマカロニに紐を通してネックレスを作ったりして遊んだりすると、集中力はもちろんのことファインモータースキルの向上に役立ちます。
 
このような遊びは、こどもが取り組む中でファインモータースキルだけでなく、集中力や創造力や問題解決能力、言葉や脳の発達を促すことも同時にできます。うまくできるまで横で根気強く応援してあげることがこどもの自立にも繋がるので、ぜひ一緒に遊んでみてください。
参考文献:https://empoweredparents.co/how-to-improve-fine-motor-skills/
							
