幼児期におけるセンサリープレイの10のメリット

「今日はこどもと何しよう・・・」「雨で外遊びができないな・・・」「どんな遊びをしてあがたらいいの？」毎日のことだから悩みが尽きません。

そんな時、テレビやタブレットの画面育児ではなく、実際に色々なものに触れ、体験するセンサリープレイで本来の学びができる遊びをしてみませんか？

※詳しいセンサリープレイの内容に関してはこちら。

そもそもセンサリープレイとは？

五感(聴覚・臭覚・触覚・味覚・視覚)を刺激し、こどもの発達を促す遊びのことです。

こどもが様々な素材の質感や匂いなどに触れながら感覚・知覚を育てていく遊びが今海外で流行っています。

センサリープレイの10のメリット

今海外で大人気の遊んでいるだけで知育になるセンサリープレイにはメリットがいっぱい！

ここでは、どんなメリットがあるのか紹介していきたいと思います。

脳の発達

センサリープレイをすることによって脳神経のシナプス接続を強くすると研究によって証明されています。その経験が、記憶力、言語スキルや問題解決能力など、将来の学習の基礎となる部分を構築することに繋がります。

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• 考える力が育つ

新しい経験や、色んな物に触れ、観察することによって考える力がつきます。子供たちは、数や大きさの違いや、分別や、パターン分けや組み合わせなどが学べます。また、何が浮いて、沈むのかなど科学的なことも遊びの中で学んでいくことができます。

• 自尊心を高める

センサリープレイを通して子供たちは物理的に自分を取り囲む環境を見て感じ、自分自身をより意識することができるようになります。また、自分の強みや能力に気づき、自尊心を高めることができます。

• 算数・科学的概念が身につく

数を数えたり、大きさを比べたり、実験してみたり、色んな仕掛けができるセンサリ―プレイ。遊ぶ中で自然と数の概念や科学的概念を学ぶことができます。

• リラックス効果

センサリープレイには感情面でのメリットもあります。粘土に触れたり、米、砂、水に触れることはとても癒しになります。緊張や、心配、または動揺している子供たちはセンサリープレイをしている間は、否定的な感情を忘れることができます。

• ことばの発達を促す

子供たちと一緒にセンサリープレイに取り組んでみると、コミュニケーションを取る機会がたくさんあります。自分の世界や経験していることについて話したり、自分の考え、願い、意見を一生懸命伝えようとしてくれます。そこで語彙が増え、コミュニケーション能力UPに繋がります。

• 運動能力が向上する

センサリープレイは、つまんだり、回したり、注いだり、主に指や手の小さな筋肉を微調整しながら動かす(＝ファインモータースキル)遊びと、体を動かして大きな筋肉を動かす(＝グロスモータースキル)遊びがあります。生活する上で必要などちらの筋肉も鍛えることができるので、幼児期に大切なボタンをとめたり、ハサミを使ったり、スプーン・フォークやお箸を上手に扱うスキルを身に付けることができます。

• 創造力・想像力を育む

オープンエンドプレイなセンサリープレイは、遊び方に決まりはなく、子どもたちが想像力を働かせて楽しんでいると、創造性も自然とUPします。

• 問題解決能力を高める

様々な活動をするとき、予想したり、失敗したり、問題に直面する機会があります。その中で、どのように問題を解決すればいいか考えることにつながります。

社会性・感情面での発達が期待できる

幼児期のセンサリープレイは特に価値があります。なぜなら、例えば小さなグループで活動するときに、相手とコミュニケーションを取ったり、共有したり、一緒にうまくやっていくことを学ぶことができるからです。危険なことでなければ、センサリープレイに正解や間違いはありません。そのため、相手を受け入れることも学ぶことができます。

沢山のメリットがあるセンサリープレイ。海外では療育としても有効とされています。こんな遊びがお家はもちろんのこと、幼稚園や保育園でも普及すれば、子供たちの心はキット豊かになると思います。

参考文献：https://empoweredparents.co/benefits-of-sensory-play/