AIやチャットGPTに負けない!非認知能力を高める幼児期におすすめの遊び
近年、AIやチャットGPTの出現によって特定の職業が失われると言われています。その為、個人の考える力や発想力、問題解決能力などの『生き抜く力=非認知能力』がこの先求められると予想されています。
そもそも非認知能力とは、目に見えない心の能力で自己肯定感やコミュニケーション能力、協調性など『人生の土台』となるものです。
そこで、「どうやったら生き抜く力を育むことができるの?」「何をさせて、どんな学習をさせたらいいの?」というお悩みが出てきませんか?親なら誰しも子供に幸せで豊かな人生を送ってほしいと願いますよね。筆者も3人の子育てをする中で、子供の将来の為に何をすべきかやたくさんの習い事に通わせた方が良いのかとても悩みました。
しかし、特別な学習が必要なのではなく「幼少期の遊び」がそのような能力を育む上でとても重要だと考えられているようです。特に幼少期に体を動かしたり、指先を使った遊びが脳や体の発達にとても有効だと期待されています。
本記事では、
・非認知能力と認知能力の違い
・幼児期におすすめの非認知能力を育む遊び
・非認知能力を育む環境・親ができること
についてご紹介します。
たくさんの遊びを通して「自分でできた!」「楽しい!」体験が非認知能力を育むことになるので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
目次
非認知能力と認知能力の違い
「認知能力」とは、記憶力や計算力、語彙力などテストで数値を測ることができる知能(IQ)のことです。一方、「非認知能力」は、意欲や向上心、相手を思いやる気持ち、自己肯定感など数値化できない心の能力のことを指します。
幼児期におすすめの非認知能力を育む遊び3選
3人の子供を育てる中で見つけた、非認知能力を育めて簡単に取り入れることができる遊びを3つご紹介したいと思います。
ごっこ遊び(スモールワールドプレイ)
子供って教えてもいないのに、いつの間にかごっこ遊びをやり始めていませんか?男女問わず誰もが通るごっこ遊び。
役割を演じることによって、いつもとは違う視点に立って誰かの気持ちや振る舞いについて考えることができるので、想像力だけでなく社会性やコミュニケーション能力、協調性を育むことができます。
ここで筆者がおすすめしたいのが、スモールワールドプレイです。お盆などのトレーの上でセンサリーライスやフィギア、パーツを並べて一つの世界を作り出し、その中でごっこ遊びを楽しみます。指先を使って遊ぶこともできるので、脳の発達に良い影響を与えることができるのも嬉しいポイント。決まった遊び方がないので、自由に遊べるので夢中になって遊んでくれます。また、作り上げる世界観を変えることによって飽きずに色んなパターンで楽しむことができます。
おうちでできるSTEAM遊び
STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art/Arts(芸術/リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字で、理系・文系・芸術などの枠組みにとらわれない教育のこと。「どうしてこうなるのだろう?」「こうしたらどうなる?」など、創造力や好奇心、問題解決能力を向上させることに繋がる遊びです。実験をしているかのような感覚になり、ワクワクするので探求心も育まれていきます。
例えば、「色遊び」ならおうちでも簡単に取り入れることができます。
準備するもの
・水
・絵の具(赤・青・黄)
・透明プラスティックカップ
遊び方
①透明の容器に水を入れて3色の絵の具をそれぞれ溶かします。
②別の透明プラスティックカップに作った色水を混ぜる。
③3色の色水を元にどんな色になるか予想しながら混ぜ合わせて遊ぶ。
ねんど遊び
幼稚園や保育園、小学校でも必ず通るねんど遊びは遊び方に決まりが無いので、想像力や創造力、集中力などが養われ非認知能力を育むのに最適な遊びです。月齢に合わせて遊び方の難易度を変えることができるので、幼児期にピッタリの遊びです。詳しいねんど遊びのメリットはこちらから。
ここでは 月齢別におすすめの遊び方をご紹介します。
0歳~2歳
ねんどの柔らかくてひんやりと冷たい感触を楽しんでもらいます。何でもお口に入れてしまう時期で誤飲が心配な場合は、ねんどをジップロックに入れて触らせてあげても楽しめます。
3歳頃から
ねんどをころころ丸めたり、型抜きしたりできるようになるので、好きなものに見立てて自由に作品を作ってもらいます。ねんどを使ってアイスクリーム屋さんごっこをすると、コミュニケーション能力や社会性、協調性も育むことになります。
4歳頃から
さらに手先が器用になってきているので、思い描く形になるように作品を作ってもらいます。また、ねんどをヘビのように細長くしてオリジナルの迷路を作り、ビー玉を転がしても楽しめます。
非認知能力を育む環境・親ができること
子供が安心して自分の気持ちや考えを表現できる環境があると、より非認知能力を育みやすくなります。そのために親ができることを3つご紹介します。
愛情を伝え、安心感を与える
「いつも味方でいてくれる」「愛されてる」と、感じることが安心感につながります。子供は愛情をもって見守ってくれていると感じることができると、自分の気持ちや考えを表現しやすくなります。そこで、忙しい毎日の中で少しでも手を止めて子供の話を目を見て聞いてあげることが大切です。
自主的に遊びを選んでもらう
子供がやりたい遊びを自主的に選べるようにします。強制されることなく、思う存分好きな遊びをすることが「もっとやりたい!」「こんな風にしてみたらどうだろう?」など、発想力や集中力、自発性が育まれることにつながるのです。
否定的な言葉を減らす
子育てをする中で、「ダメ」「そうじゃない」「こっちにしてほしい」など子供が自信を無くす言葉をついつい使ってしまう場面は多々あるかと思います。ですが、
子供と向き合って遊ぶときは、なるべく否定的な言葉を使わず、子供の考えに共感し、寄り添ってあげると子供の自由な発想力がどんどん養われていきます。
非認知能力を楽しく伸ばそう!
いかがでしたでしょうか?本記事では、
・非認知能力と認知能力の違い
・0歳から5歳におすすめの非認知能力を育む遊び
・非認知能力を育む環境・親ができること
について詳しく解説してきました。
非認知能力は親子で楽しく遊ぶことから自然と育むことができます。難しく考えず、愛情をもって子供の考えや意見に共感し寄り添ってあげることで、将来しっかりと『生き抜く力』をもって自分の人生を歩んでいってくれると思います。この記事を参考に、手軽にできる遊びからチャレンジしてもらえると嬉しいです。
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